2018年11月21日水曜日

総集編:旅のリスク

今回の旅行では、幸い、事故と呼べるものは一切ありませんでした。

注意していたのは、

 ・ヨーロッパでのレンタカー事故
 ・パスポートや金銭の盗難
 ・クレジットカードのスキミング
 ・不慮のケガや病気
 ・忘れ物

等でしたが、最後に風邪を引いたくらいで、無事に過ごすことができました。
もちろん、運任せではなく、毎日注意や対応を怠らず過ごしていた努力もありますが。

一方でヒヤリ体験はありました。

①バルセロナ、昼ごはんでカードを使い18€決済→180€と店員の誤入力に気付かず:これは店を出てレシートを眺めてから気付き、慌てて戻って現金で返金されたからよかったものの、レシートすら受け取らず店を出ていたら、と思うとぞっとする体験でした。店員はこれは故意でなくミスだ、と言ってましたが、さてどうだか。

②ビアリッツ出てからのガソリンスタンドで、クレジットカードを数分間店員に預けてしまった:クルマをスタンドに入れた時、レギュラーガソリンの位置がわからずクルマをうろうろ移動させたのが不審がられたのか、店員に声を掛けられ、給油前に金を支払うよう指示されました(後で他の客を確認したところ全て後払い)。つい流れでカードを預けてしまったのですが、スタンドを出た後で、スキミングされなかったか、猛烈に不安になりました。帰国後確認しましたが今のところ不正な引出しは無い様です。

③ヨーロッパでの運転、スーパー駐車場で逆走:買い物を済ませ、車で駐車場を出る際に無意識に左側通行をしてしまい対向車と鉢合わせ。公道は他の車の後ろにつくので間違えないのですが、駐車場では、ふと、右側通行が意識から飛んでしまい、日本のモードに入ってしまうことが二回ほどあり反省。

④深セン、事前の両替を怠り移動できないピンチ:香港からの深夜入境後、人民元手持ち不十分で危うくタクシーに乗れず、ホテルにたどり着けないところだった。(実際は、偶然ぎりぎり足りた)


以上、次回の旅行への覚えとしてネガティブな体験も記してみました。

ヨーロッパ総集編:巡った道の風景

 全体マップ


右上のフランクフルトへ空路で入り、時計回りに西ヨーロッパを一周しました。
(クルマのアイコンでルートを表現していますが、位置に意味はありません)

総距離5500㎞余を、1日の休憩を挟んで正味13日間で走破。
一日平均420㎞、東京~米原間を毎日走っていたことになります。疲れるわけだ。

(1)アウトバーン(ドイツ):特徴=速度無制限、路面フラットで快適。シュコダでも160km/hが怖くない。


(2)オーストリアの一般路:速度制限にメリハリ。飛ばすとこは飛ばす。民家付近ではしっかり減速。40km/h標識見落とし、オービスを光らせてしまった。。


(3)ミラノ、路面電車が走る石畳:ロードノイズ、突き上げ大


(4)イタリア北部、フランス南部の高速道路:速度制限130km/h以下、路肩狭く日本の高速道路と同じ印象。130㎞/hでもドイツのアウトバーンよりスピード感を感じる。マナー悪い。ドイツでは見なかった、「あおり」や右からの追い抜き、速度違反を見かける。路面性状についても日本との違い感じず。


(5)カンヌ(南仏)市街地:中央にバスレーン、自家用車は隅っこの狭い道を走る。微妙にくねっており、ロールが大きいと不快。


(6)あちこちで見かけたキャンピングカーや馬を載せる車

 
 
 

(7)アンダルシアへの高速道路:ひたすら茫漠たる荒野を進む。速度制限も事実上ない感じ。性能が高い分だけ快適に速く移動できる。道はフラットで思ったより整備が行き届いている感じ。


(8)同、一般道:特徴的なひび割れ


  (9)グラナダ市街地(アルバイシン)の石畳と段差:石畳に加え階段状に5㎝の段差、サスペンションとタイヤに過酷な環境


(10)同市街地(カテドラル付近)の石畳:ガタガタ揺れながら走る電動バス

 

(11)マドリードの地下高速道路:マナー良く、制限速度完全遵守


この旅で走った高速道路で一番路面の状態が悪かった。


 

 (12)パリ:慢性的な渋滞。無秩序に走るバイク、クルマ同士の割り込み。今回の中で、唯一運転が怖いと感じたエリア。




シャンゼリゼ通りの石畳。


(13)ストラスブール市街地:石畳


(14)ストラスブールからフランクフルトへのアウトバーン:(1)の走りやすさを再確認


(15)走破したクルマ=シュコダ RAPID


  ・ 1.2Lガソリンターボ、直噴、5MT
  ・ タイヤサイズ:185/60/15
  ・ ODO=8000㎞

2018年11月20日火曜日

香港より帰国

昨日、無事帰国しました。
明後日からの、一カ月ぶりの出勤を憂鬱に感じつつ、早朝のホテルからの移動を記します。


7時前にホテルを出ました。
出たすぐの路地です。
お土産で膨らんだ荷物の重みを感じながら、徒歩一分のバス停に向かいました。


大通りへ出るとちょうどバスが来たところでした。空港行きの「A22」路線、2階建てのバス。
39香港ドルを乗車時に払いますが、お釣りはでませんので、1ドルはチップとして諦めます。


1階部分です。一旦腰掛けましたが、すぐ思い立って2階に移動。


次のバス停にて。
早朝ですが、次から次へ人が乗り込んできます。

 

朝の街中をバスは快適に飛ばします。


バスが隣に。向こうからもこんなふうに見えている筈。
市街地を抜けると海がすぐ見えてきました。

 
 
 
 
 
 
 
 

短かかった滞在ゆえ、バス乗車の間も観光とばかりシャッターを押し続け、30分後空港に着きました。


クリスマス一色。


そしてカウンターに向かうと、7時半過ぎなのに大混雑。
本来、オンラインチェックイン済のレーンとそうでないレーンがある筈ですが、混み過ぎて区別がありません。結局、チェックインまで1時間弱を要しました。


早出したマージンをほぼ食いつぶしてしまったので、急ぎ足で出発ゲートに向かいます。LCCの場合、チェックインしたターミナル2からターミナル1へ電車で移動する必要があり、少し時間がかかるためです。
途中、中国の修学旅行生?が、このターミナル間の電車で降り口を間違えパニックになってました。

今回の香港やフランクフルトといった大空港では、建物が複数あるので慣れない人間にとっては不安の素になります。これに比べるとセントレアはこじんまりしていて、その点ではありがたい。


やっと到着ゲートにたどり着き、スタバコーヒーで一息。スタバはあまり好きではないのですが、この時はとてもおいしく感じられました。
この一か月の、気が抜けない移動の連続も、これにて終止符。


カウンターの大混雑に象徴されるように、朝のラッシュで飛行機も順番待ち。
30分遅れでようやく離陸です。


さよなら、香港。

そして、巡った旅路たちよ、再见!