2018年10月27日土曜日

ミラノの郷愁とカンヌの衝撃

郷愁って別に故郷ではないんですけど、響きが良いので使ってみました。
カンヌへ向かう前にどうしても昼間のミラノを見ておきたくて、街中をドライブすることに。



学生時代に訪れたミラノ工科大学が近くだったので、車を路駐し再訪することにしましたが、

 

路肩は車で埋め尽くされ、駐車スペースが全くありません。
周囲をぐるぐる周る事数回、しばらく離れたところのT字路出口にスペースを見つけ、何とかシュコダをとめました。



ミラノ工科大学。歴史を感じます。
学生時代に訪れた際に、こんな環境で学べる学生が羨ましいと強く感じましたが、今回も同じ思いでミラノを後にしました。


小雨の中、一路カンヌを目指します。



途中、間違って高速を降りてしまったところにあったショッピングモールで昼食。妙に塩味が旨いパニーニでした。見た目は日本にもありそうだけど、味が絶品。
昼の時点でまだ350㎞以上残ってましたので、気を引き締めペースアップします。


いつの間にか晴れて、 海が見えてきました。自分の運転でフランクフルトから海が見えるところまで来れるなんて、感無量。


海沿いの山に点在する美しい村々を見つつ(フェンスで見えにくいですね。。)、

 
 

 エスプレッソで休憩しつつ、


モナコを越えフランスのニースへ入りました。カンヌへはあと少しです。



カンヌ市内に入りました。
バスレーンが現われ、走っていいものかどうか戸惑いました(正解:走ってはダメ)。
こういう時は前のクルマについて行き、そのまねをするに限ります。



宿の近くに来ました。狭い一方通行の上り坂で嫌な感じです。慎重に運転しますが、なかなか宿の位置にたどり着きません。スマホがうまくGPSを掴めないようで、同じところを3周したところで、指示された道から一本右に曲がってみるとようやく宿にたどり着くことが出来ました。



宿泊したホテル。
付近は路駐だらけでしたが、専用Pがありましたので問題ありませんでした。


17時過ぎにチェックイン。
感じのいいフロントの青年が迎えてくれました。今日は予約が少ないので、シングル→ダブルへアップグレード、しかも2F(日本の3階)バルコニー付きの素晴らしい部屋です。映画祭をやるところ位の知識しかなかった私に、
  • カンヌはバナナ型にまとまったコンパクト市街地であること。15分も歩けば端までいける
  • 山の上の古城からの夜景が素晴らしい
  • 夜も治安が良く安心(ネット上でもそのようなコメントがあり、後述の様に実際その通りでした)
  • プライベートでも行く、カジュアルに楽しめる3つのレストランがおススメ
  • 朝6時からのマルシェが面白い
を教えてくれました。まさに一夜の滞在でも効率よく楽しめそうなところではありませんか!
早速夕食を兼ね散策して見ました。

 
 

フランスらしい雰囲気がする市街地から、リゾート感満点の海辺沿いを歩き、古城とレストランのある丘を目指します。
 

古城からの夜景です。暗くなってからの一人歩きでしたが、照明が明るい道で不安はありませんでした。


そしてディナー。Trediciというレストランですが、街の外れにありながら、賑わっていました。イタリアンフレンチの店で、オリジナル料理のナス、トマトの肉詰めをオーダーしました。チーズ、野菜、肉が調和した良い意味で家庭的な旨みがある味でした。お薦め通りカジュアルに楽しめるレストランで大満足。美味しいワインと一緒で20€。


帰りは、こんなレストランだらけの通りを通って帰ってきました。


そして今、ホテルのベランダでブログを書いています。ビール飲みつつ最高です。

帰ってきたばかりは涼しくてちょうどよかったのですが、少し寒くなってきました。
今日はバスタブがあるので暖かくしてリラックスできそうです。

明日は早起きしてマルシェを満喫した後、スペイン国境、ナルボンヌを目指します。
では、おやすみなさい。

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